町の麓の里山を、共に守ってほしい。

高頭町の現状とこれからについて

・里山暮らしの魅力を発信し、自然を体感してもらうためのイベントの周知

・現在数名の住民で行っている道路と周辺環境の維持管理体制を整える

・高頭町について、近隣住民の方に町の現状を理解してもらう

高頭町について

新潟長岡市の高台に、長岡ニュータウンという団地があります。そのすぐほとりに、高頭町という集落があるのをご存知でしょうか?
この場所にはその昔、黒川の支流に沿うように50以上の民家がありました。時代と共に住民が減少した今も、昔と全く変わらない風景の中、人々の暮らしが続いています。
是非一度この地を訪れ、周囲の景色を見回してみてください。きっとその日本の原風景のような美しさに、またそれがニュータウンという街のすぐ真下に残っていることに驚くはずです。

ピンク色の範囲が高頭町です。現在は6世帯のみが居住していますが、古くは50世帯以上が住んでいたといいます。

雪が解けた3月の高頭町、春のうららかな日差しを身体いっぱいに浴びることができます。

発起人紹介

山田清貴

高頭町を守る会代表/株式会社システムスクエア代表取締役

この高頭の町で稲作・葉たばこ農家の息子として生まれた私は、幼少期から親の農作業の手伝いをしながら育ちました。当時の高頭はうちの他にも専業農家もあり、今よりは人が多かったのを覚えています。しかし早い段階で農業だけで生活していくのは難しくなると感じ、生活を守るため事業を起こすことを考えながら技術者の道を選びました。30代の頃に起こした事業は成功し、軌道に乗せることができましたが、変わらず住まいつづけるこの場所はすっかり寂しくなってしまいました。

社長業の傍ら、毎週末は町内の草刈りや木々の手入れ、どぶ掃除などの保全活動を行って来ましたが、町内の人口減少と高齢化に伴い将来への危機を感じるようになり、この会(高頭町の住民を増やす会)を組織することにしました。
住民を増やすとは言っていますが、この町を再び賑わわせることが目的ではなく、あくまで環境の保全を目的として最低限の移住者を求めています。
当たり前のように存在する道や農地は、誰かが手入れを行わなければ荒れ果ててしまいます。
イベントやSNSを通じて、この美しい里山を共に次世代に繋いでくれる方を募りたいと考え、このWEBサイトを立ち上げさせていただきました。

高頭町を守るには次世代を担う世帯を招き入れるほかありません。
ここにある自然による穏やかな暮らしは、昨今の新しい生活様式とも好愛称です。
自分のペースで生活ができる穏やかな農村なのにもかかわらず、商業施設や都市部へのアクセスが良いことも高頭町の特長です。小中学校にも通いやすいため、子育てにも最適な環境です。
町には現在4件の売り物件があります。いずれも都市部に比べてとても安い価格で購入することができます。
とはいえ当然誰しもいきなり聞いたことない田舎への移住する想像をするのは困難なはず。
まずは町と住民について知ってもらい、また興味を抱いてもらえるイベントを通して、少しでも多くの人へ町の魅力を伝えるため、クラウドファンディングのリターンにもなるイベントを企画しました。

家と家の間隔がとっても離れた高頭町では、人口密集地と比べてご近所さんの目を気にすることなく、子供ものびのび遊ばせられます。

写真に写っているのも最近高頭町の物件を購入した家族です。市内の団地に住んでいましたが、故郷が福島の奥さんたっての希望で自然豊かな高頭町で子育てをと、高頭町への移住を決めました。

里山ヒトトキ

昔ながらの田園風景を一望しながら、昔ながらの食や書籍などの文化にゆっくり触れていただく。忙しない毎日に一拍、間を空けるようなそんなイベントです。

【第一回開催日時】2023年5月21日
(無事終了しました)

忙しい日常を少しだけ忘れ、ゆったりと野山を眺めながら、美味しいコーヒーや地元食材を使ったお料理に舌鼓を打たれてはいかがでしょうか。

鳩バスツアーin高頭

高頭町への居住を検討されている方へ向け、マイクロバスを使った鳩バスツアーを開催します。
住民の少ない地域だからこそどんな人が住んでいるのか気になると思います。高頭の歴史や居住にあたってのポイントなど、リラックスした雰囲気の中でお伝えさせていただきます。添乗員には新潟でも著明な経営者の山田社長もいるため、ここでしか聞けないビジネスの話などもしてもらえるかもしれません。

【お昼には青葉台の蕎麦屋吹キヌケで美味しいお蕎麦のランチつき】

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

私たち高頭町の住民は、これからも近隣地域と連携しながら、開かれた里山を守るために活動して参ります。

皆様のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

構成・文章・撮影 / TWOOL inc.

協力/ 株式会社長岡総合開発

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